懲りずにまたやってきました。よろしくおねがいします、ねぷしゅりです。
今回はレイドシーンにおいて遭遇しないことはないであろう統計サイト、FF14logsにアップロードされたデータの使い方の一例を紹介していきたいと思います。というのも、以前の記事を掲載させてもらったあと、片手程度ですが数名から直接「これどうやって見るの?」とlogsにまつわる質問を受けたことが今回の記事作成の始まりになります。他所で紹介されていることにも触れていますので「必要があって自分で調べ切ったから紹介されるまでもねーぜ!」という方はブラウザバック。なるべくよく語られることを避けて文字を綴ろうと思ってはいたのですが、とらまろに寄せられたマシュマロなどを参考に幾度か書き直したので一部よく知っていることも出て来るかもしれません。許してください。
それでは今回も、需要があるのかわからない微妙なラインを探って筆を進めていきたいと思います。
ねぷmay be?
前置き
本稿は主にレイドを始めたばかりで闇雲に駆け抜けているプレイヤーを対象に個人の一例の紹介という形で進めていきます。
また、執筆者自身は大したプレイヤーではないため、本稿を閲読しff14というゲームの仕様に対して大きく理解が深まるといったことは特に想定されません。相も変わらず無駄知識を長々と展開しているだけです。よって今回は暇を持て余した方・dps以外何を見ればいいのか全く分からないという方向けに記事を作成しています。
それで、なにが見れる?

と疑問を吹っ掛けるものも、およそ全ての戦闘記録を確認できます。一部抜粋して自分が確認している項目・確認すべきだと考えている項目を紹介します。
・与ダメージ量
logsの利用方法を調査してみると、みなさんこれの結果を気にしている様子がよく見られます。各所解説記事でもこの項目に触れていることが多いですね。個人的にはあまり神経質に気にする必要がない項目だとは思っていますが、気になるものは気になりますよね。ですので、今回は各項目の意味に少しだけ触れます。
- nDPSはあなた自身の本体火力。
- aDPSは全体シナジー込みのあなたの火力。フルシナジーで詩人がいるとバカみたいに伸びます。
- rDPSはあなたの本体火力+あなたのシナジースキルで周りが伸ばした上昇量分の数値。シナジースキル持ちの場合、暗侍忍ピあたりがいると伸びやすくなります。また、ピュアdpsはn=rです。
- cDPSはa+r、つまり相互でリスペクトできたかという数値。フルシナジーでバーストをしっかりあわせると伸びていきます。また、ピュアdpsはa=cです。
- DPSとだけある無印のDPS表記がありますね。こちらはカードやクロポジの単体バフ込みの実数値。スコアには一切影響がありません。
これらは自身の内的要因だけではなく、完璧なスキルローテーションを維持していたとしても、機工士の記事でも触れたとおり外的要因(タイムラインetc)によって変動します。あまり深く考えず、それでも気になるようなら、フレンドと行うVCでの雑談中やルーレットのシャキ待ちの間など、毎日隙間を見つけてひたすら木人を殴り続けましょう。それだけで確実に維持できるdps量は増えます。
・軽減量
最重要項目です。また同時にあまり解説されない項目でもあります。正しく読み取ることさえできれば、固定において有利に働くことがあります。ちなみに私はリアルな電卓(カリキュレーター・そろばんetcの物的なもの)を併用して確認させてもらうことが多いです。後述。
・死因
重要項目です。録画では確認できない可能性があるものを、しっかりと記録として残しておいてくれるので非常に便利です。即座にワイプ原因がわからないのであれば、確認できる方に確認してもらいましょう。
・リプレイ
スマホビュー最悪の“アレ”というかスマホではみれない。さらに言うのであれば、正直各個で移動を伴うギミックの場合同期ズレ等であまりあてになりません。位置固定のその場から動かないギミックの立ち位置確認で使うぐらいです。なんにしても自分はあまり確認することはありませんが、必要な時はこの機能でしか確認できないこともあるので、都合よく天から戦闘記録が降ってきた場合は確認してみましょう。
・誰とプレイしたかという記録媒体
まぁ、録画でいい。録画でいいけど通信量気にするなら動画より全然軽いので良いとされている。また、年月の経過で「維持できるdps比も大分膨らんだなぁ、、、」としみじみすることも可能。成長記録簿ってやつですね。
軽減量の確認
というわけでようやく本題。今回最重要項目として挙げさせてもらった軽減の見方をすこしだけ紹介させてもらいたいと思います。
なにかしらのレイドを野良で遊んでいれば十中八九logが上がっているので、自分のプレイヤーネームを入力し一度検索をかけてみてください。コンテンツはなんでもいいです、気になるクリア回でも無作為にでもとりあえず選択してみてください。個別でページを開けたら下図赤丸のところを押してみましょう。面倒であればパッチ7.3スピードランキングの一覧のリンクを用意させてもらいました。こちらからどうぞ。

よくわからないものが並んでますね。今から解説します。一度グラフ下部の謎のタイムラインの最上部を確認しましょう。

私がいじめられていることが確認できます。ところで、数字がいっぱい書いてありますね。ここで見るべきは二段目、AだとかUだとかMだとか書いてある方を見ましょう。
まずはプレイヤーネームの真横にある赤文字「63762」こちらが実際の被ダメージになります。絶もう一つの未来のILシンクだと、メレーdpsの場合は大体16万↑程度のhpなので1/3強程度のダメージを受けたことがわかりますね。キャスターの場合約14万↑程度なので1/2弱程度のダメージ、それなりの大ダメージです。恐ろしい攻撃です。
次に青文字(A:51363)と書いてあるのを確認してみましょう。今手元でlogsを開いてる方も多くの場合(A:~~)の項目があると思います。この数字はバリアで吸収したダメージ量です。約5万程度のダメージですね。実際の被ダメージを加えて約12万弱のダメージ、この攻撃はバリアがなくても受けきれた可能性を示唆しています。
続いて黄色の文字(U:185793)を確認しましょう。これは皆さんの手元のlogにも確実に記載があります。もしかしたら光塵の剣:185793で気づいた方もいるかもしれませんが、これは攻撃の元のダメージ量です。数字だけ見るとこれ10%3枚程度で受けきれてしまいますね。遠隔がフルシンク(hp16万以上)であれば10%2枚でも受けきれてしまうという驚愕の数値。失礼、話が逸れました。未検証ではあるものの数値上耐えられそうなのでどっかで試してみたいですね。でも絶コンテンツのダメージが条件付きとはいえ10%2枚で受けきれるとは思いたくないしこの記事全てが破綻してもいいから嘘であってほしい。
最後に同じく黄色い文字(M:70668)ですね。さて、18万から5万引いて13万、実ダメージ6万ほどなので約7万がなんらかの理由で引かれている。考えられる原因は一つでなんとこの数字も約7万。そうこれは割合軽減によって抑えられたダメージ量です。また、横に添えられているものが割引率です。今回は38%引きですね。
また、さらに右側に目を走らせると見慣れたアイコンが見えますね。これらは有効軽減38%引きの内訳と付与されていたバリアの種類が書いてあります。鼓舞・テンペラのバリア二枚と パッセ・陣・輪・リプ=100×0.85×0.9×0.9×0.9、確かに38%程度の軽減量です。表記に間違いがないことを確認できました。
一度、上述したことを表にしてまとめてみました。必要があればスクショ等で保存し利用してください。
| 赤文字 | 実被ダメージ |
| A | バリア吸収分 |
| U | 基になるダメージ |
| M | 軽減によって抑えたダメージ |
ねぷeasy!!
他にも、テキストだけの紹介で済まさせてもらいますが、ナイト専用表記の(B:ブロック)や受け流し判定の(P:パリィ)、戦闘不能時の超過分ダメージ(O:オーバー)などの表記があります。B・Pはともかく、Uの確認をしてどの程度Oしてるのか確認することで、過不足している軽減の組み換えを即座に行うことができるようになります。円滑な攻略のために、知識として持っておくと少し楽になるかもしれませんね。ただ、実際には攻略動画投稿者などがおよその要求軽減枚数を紹介してくれていることがあります。そのためこの知識は、多くの場合で少し特殊な環境でのプレイ時に活躍が想定されます。もしくはより最適化したいといった場合ですかね。いずれにしても通常のプレイで活躍する知識ではないのと、そもそも通常プレイで確認できない情報なのでかなり限定的な知識になります。知っているからといって誇れるものでもないので雑学程度のものという認識をしっかり持ちましょう。
余談ですがページ左上部、ぽちぽちっとやると誰が何を受けたのかがわかります。これは敵であっても同様です。絶もうひとつの未来p4時間結晶では、ウォタガ・エラプ・ブリザガ・ホーリーいずれかが未来の欠片に当ててしまったという光景を野良ではよく見ますが、logsの知識があれば、奇跡的に戦闘記録が降ってきた際に即座にジャッジすることができます。全く関係ない人が原因とされてしまっているのを稀にみるので、こういった知識をもって助けてあげることができると理想的ですよね。

おまえのすべてがスケスケだぜ☆
結局なんだっけ?
・Uを確認してOをみる。
面倒であればこれだけ覚えておきましょう。覚えやすくていいですね。多くのプレイヤーがトレースなんだからぶっちゃけどうでもいいといえばどうでもいいのは上述の通りです。ですが目の前の事象を数値として認識できるのは重要なこと。先駆者たちが綴ってくれた参考文献とはジョブ構成が違うとか、そもそもパーティの構成がおかしいとかいろいろありますからね。知識は正義です。
また、世の中には軽減表というものがあり、有志の手によって広められ、多くのプレイヤーの手元に渡っています。きっとおそらく、みなさん活用されてますよね。しかしこれも乱数含めて100%正しい表記がされているわけではないです。さらに言えば、実際のプレイではトレース攻略するにも手にしている装備の差によって、最大hpが参考元に対してそれなりに開きがあることもあります。その場合、攻略動画の軽減例では軽減が足りず戦闘不能になるかもしれません。そんな時、本稿での役に立つかわからない雑学を存分に活用し、パーティをまた一歩前に進めることができたらちょっとかっこいいんじゃないでしょうか。
それでは以上で、今回のテーマ「あまり語られないlogsの話」をおわりにします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。引き続き、良いレイドライフを送れることを願っております。



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