新しいPCを買ったら、まずは使いやすい環境を整えたいですよね。
プリインストールされているソフトだけでは物足りない…なんてことも。
そこで今回は、PC初心者~中級者におすすめの無料ソフトを厳選して10個ご紹介します!普段の作業がグッと快適になる便利ツールばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
オーディオ管理系
EarTrumpet(音量調整)
Windowsの音量ミキサーを強化できる神ツールです。

EarTrumpetを入れると、タスクバーのスピーカーアイコンから各アプリごとの音量をサッと調整可能になります。標準の音量コントロールより格段に高機能で使いやすく、Windows導入直後にまず入れておきたいアプリの1つとも言われています。たとえばゲームしながら音楽アプリの音量だけ下げる、といったことも一瞬でできますよ。
シーンとしては、複数のアプリの音量を個別に管理したいときに大活躍します。動画視聴中に通知音だけミュートしたり、リモート会議で他の音を下げて相手の声を聞き取りやすくしたりと使い道はいろいろ。PC初心者でも操作は簡単なので、「とりあえず入れとけ!」と自信を持っておすすめできるツールです。
公式サイト: EarTrumpet 公式ページ

AudioSwitcher(デバイス切替)
スピーカーやヘッドホンなど音声デバイスの切り替えを劇的にラクにしてくれるソフトがAudioSwitcherです。

通常、Windowsで再生デバイスを変更するには設定画面を開く必要がありますが、
このツールを入れればシステムトレイに追加されるヘッドホンアイコンをクリックするだけでOK。
ワンクリックでスピーカー⇔ヘッドセット等の既定デバイスの変更が簡単です。面倒な操作なしで、瞬時に音の出力先を変更できます。
夜間にスピーカーからヘッドホンに切り替えて映画を観たいときや、会議の前後で音声デバイスを変更したいシーンなどで重宝します。ホットキー設定にも対応しているので、キーボードからサッと切替えることも可能。無料&オープンソースで提供されており、入れておいて損はない便利ツールですよ。
公式サイト: AudioSwitcher 公式ページ

ファイル管理・整理
WizTree(ディスク使用量可視化)
「気づいたらストレージがいっぱい!どのファイルが容量を食ってるの?」というお悩みを一発解決してくれるのがWizTreeです。
指定したドライブ内のフォルダやファイルの容量をスキャンし、どれがディスク容量を圧迫しているかをパッと可視化してくれるディスク分析ツールです。

バーグラフ付きのフォルダツリーや「ツリーマップ」と呼ばれる可視化表示で、大きなファイルを一目で探し出せます。NTFSのマスターファイルテーブル(MFT)に直接アクセスすることで高速に動作するのも特徴です
シーンとしては、Cドライブの空き容量が少なくなってきたときに大活躍。「こんな所にこんな巨大ファイルが…!」といった発見があるかもしれません。不要な大容量ファイルやフォルダを見つけて削除すれば、ストレージを一気に整理できます。操作もシンプルなので、ディスク整理初心者でも直感的に使えるはずです。
公式サイト: WizTree – The Fastest Disk Space Analyzer
FileMany(重複ファイル削除)
気づかないうちに同じファイルがあちこちに…そんな重複ファイル問題を解決するのがFileManyです。指定フォルダ内をスキャンして重複しているファイルを高速に検索し、一括削除までできるフリーソフトです。

ファイルサイズやハッシュ値(データの指紋のようなもの)で比較して重複を判定するため、名前が違っていても中身が同じファイルをしっかり見つけてくれます。
削除が不安な場合は、別フォルダへ移動する機能もあるので安心です。
例えば大量の写真フォルダの中に同じ画像が何枚もあったり、音楽コレクションに重複曲が紛れていたりする場合に役立ちます。ボタン操作でサクサク使えるので、難しい知識は不要。整理整頓してストレージの無駄遣いを減らしたい人にはぜひ入れてほしい一品です。
公式サイト: FileMany ダウンロードページ
画像・動画編集
Screenpresso(キャプチャ&編集)
画面のスクリーンショットを撮ったり、簡単な画像編集をしたりする機会が多い人にはScreenpressoがうってつけです。
プリントスクリーン感覚で画面をキャプチャし、そのままトリミングや注釈入れ、モザイク処理などができる優れもの。

スクリーンショットから画像加工、圧縮までひと通りの機能が揃った無料アプリケーションで、ブログ用の画像作成にも最適と評判です。
キャプチャした画像をその場で編集して保存・共有できるので作業効率がぐんと上がります。
詳しい解説はこちらの記事をご覧ください▶ https://daybreak-lab.com/screenpresso/
用途としては、手順書やプレゼン資料用に画面を切り取って説明を加えたり、不具合の画面をキャプチャしてサポートに送ったりといった場面で大活躍。動画の画面録画機能も備わっているので、簡単な操作動画を作ることもできます(※無料版では時間制限あり)。
直感的に使えるインターフェースなので、画像編集ソフトに不慣れな方でも安心です。

とらまめは製品版を使用しています!
一回編集完了した画像をまた編集するのは製品版でしかできません。
公式サイト: Screenpresso 公式サイト
便利ツール
Microsoft PowerToys(多機能ツール)
Microsoft公式の最強ユーティリティ集とも言えるのがこのPowerToysです。パワーユーザー向けのWindowsカスタマイズ&便利機能セットで、生産性を向上させる様々なツールがまとめられています。
例えば画面上の好きな位置にウィンドウをレイアウトできるFancyZones(ウィンドウ分割配置)や、ファイル名をまとめて一括変更できるPowerRename、マウスカーソルを見失ったときに強調表示する機能、任意のウィンドウを常に最前面表示に固定する機能など、その数なんと10以上!どれも「こんなの欲しかった!」が詰まった便利機能ばかりです。

公式なんだからデフォルトで入れておけばいいのにと思います。
シーンとしては、デュアルディスプレイで効率よくウィンドウ配置したいときや、大量の写真ファイルの名前を一気に変更したいときなどに威力を発揮します。Microsoft純正なので安心感もバッチリですし、無料でオープンソースなので気軽に導入できます。普段PCを使っていて「ここがもう少し便利になれば…」と感じるポイントがある人は、PowerToysを入れるだけで一気に解決するかもしれませんよ。
公式サイト: Microsoft PowerToys 公式ページ
Monitorian(モニター調整)
外付けモニターを使っている人に密かに人気なのがMonitorianです。これは複数のモニターの明るさを一括または個別に調整できるシンプルなツールで、Windowsのシステムトレイからサッと画面の明るさを変えられます。

ノートPC+外部ディスプレイ環境だと明るさ調整がバラバラで面倒ですが、Monitorianなら一箇所のスライダー操作で全モニターを同期調整できてとても快適です。
例えば日中は明るめ・夜は暗めに複数モニターの明るさを揃えたい場合や、モニターごとに明るさを細かく調節したいときに役立ちます。画面端にマウスカーソルを持っていくだけで明るさメニューを呼び出すオプションもあり、操作が直感的。地味ながら一度使うと手放せない便利ツールとして愛用者が増えています。
公式サイト: Monitorian 公式ページ(Microsoft Store)
Google 日本語入力(高精度IME)
日本語で文章を入力するなら、Google日本語入力(Google IME)もぜひインストールしておきましょう。Webで収集した豊富な語彙データとサジェスト機能を活用しており、専門用語や流行語などにも強く、少ない入力で的確な変換候補を出せるのが特徴です。
要するに変換精度がとても高い日本語入力システムで、「こんな単語まで一発で出るの!?」と驚く場面も多いはず。Windows標準のIMEに不満がある人には特におすすめです。

初めて使った時に
「涼宮ハルヒの憂鬱」を
一発で変換できてビビりました。
普段からチャットやメールで日本語を打つ機会が多い方なら、Google IMEの便利さをすぐ実感できるでしょう。人名や地名、ネットスラングまでスラスラ変換できますし、顔文字や絵文字辞書も豊富なので遊び心ある変換も楽しめます。「おみくじ」と入力して変換すると今日の運勢が出てくる、なんてユニークなお遊び機能も!インストール後は既定のIMEに設定するだけで使えます。無料なのでまずは気軽に試してみてください。
公式サイト: Google 日本語入力 公式ページ
Orchis(ランチャー)
デスクトップのアイコンだらけで探すのが大変…という人にはOrchisというランチャーソフトがあります。40種類以上もの呼び出し方法に対応した多機能ランチャーで、クリックやホットキーはもちろん、マウスを画面端に持っていく、キーを連打する、など好きな操作でランチャーメニューを呼び出せます。

よく使うアプリやフォルダへのショートカットをこのメニューに登録しておけば、デスクトップを探しまわらなくても即アクセス可能。複数のメニューを作成して呼び出し方法をそれぞれ変えることもできる柔軟さも魅力です。
例えば「仕事用のツールはデスクトップのダブルクリックでメニュー表示」「ゲーム用のメニューはCtrlキー+マウスホイールで表示」なんて使い分けも自由自在。最初に自分好みに設定する手間はありますが、その分一度設定すれば作業効率が格段にアップします。老舗の定番ランチャーとして根強い人気があり、Windows10対応版も公開されています。デスクトップをすっきり整理したい人はぜひ使ってみてください。

個人的にはCLaunchもおすすめ。
公式サイト: Orchis ダウンロードページ
いかがでしたか?新しいPCに入れておきたい無料ソフト10選を紹介しました。どれも導入するだけでPCライフが快適になるものばかりです。「これ便利そう!」と思ったものがあれば、ぜひ公式サイトからダウンロードして使ってみてくださいね。最初は難しく感じても、使い始めると手放せなくなるツールも多いはず。あなたのPC環境づくりの参考になれば幸いです!では、快適なPCライフをお楽しみください 🎉👩💻👨💻
コメント
コメント一覧 (1件)
PowerToysも入れろ!って思いながら記事開いたらちゃんと載ってて嬉しかったです
FancyZonesでカスタムエリア設定すると合法の範囲で疑似ウルトラワイドしやすくなるのでみんなでやろう!!!